地球環境ファシリティ(GEF)のカルロス・マニュエル・ロドリゲスCEOは13日、新華社の取材に応じた際に、「本大会及び昆明宣言は、世界が一丸となって気候変動及び生物多様性の危機に総合的に対応するよう力強く支える」と指摘した。
コンサベーション・インターナショナル(CI)のシニアバイスプレジデントのジェイムス・ロス氏は、「昆明宣言は、生物多様性の消滅が気候の危機と同じく深刻であることを各国が意識したことを示した。今後必要なのは、紙上の約束を実際の行動に移すことだ。今回のハイレベル会合は技術面の取り組みの原動力になるべきだ。各国の政府当局者は今から、次の10年を変革の10年にするよう行動すべきだ」と述べた。
英紙「インデペンデント」(電子版)は13日に掲載した社説で、「100カ国以上が採択した昆明宣言は、緊急かつ総合的な行動により世界のすべての経済セクターのモデル転換と変革を実現するよう呼びかけ、生物多様性が失われる流れへの懸念を強調した。生物多様性大会は新たなポスト2020生物多様性枠組の策定を目的とした。これは未来の生物多様性保護活動の青写真になる」と記した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年10月17日