生態環境部の関係者が9日に発表したデータによりますと、今年上半期、中国全国の大気の質は全体的に改善したということです。地級市(省クラスの行政単位と県クラスの行政単位の中間にある地区クラスの行政単位)と地級市クラス以上の都市のPM2.5濃度は、1立方メートルあたり32マイクログラムで、前年同期比で5.9%減少しました。北京・天津・河北および周辺地域のPM2.5濃度は前年同期比で4.1%下がりました。
一方、長江デルタ地域、汾渭平原のPM2.5濃度は前年同期比でそれぞれ2.9%、4.3%上昇しました。地級市と地級市クラス以上の都市のオゾン濃度は1立方メートルあたり144マイクログラムで、前年同期比で4.3%上昇したということです。
「中国国際放送局日本語版」2022年7月10日