2023年、全国人民代表大会常務委員会は多項目の立法作業を遂行し、国のグリーン発展を推し進めた。
2023年10月24日に開かれた第14期全国人民代表大会常務委員会第6回会議は、海洋環境保護法の改正案を採決し、2024年1月1日に施行した。
全国人民代表大会常務委員会法制作業委員会の責任者によると、中国は海洋大国であり、管轄海域の総面積は約300万平方キロメートル、大陸部の海岸線は約1万8000キロメートル、島の海岸線は1万4000キロメートルで、世界の海洋生態系の大部分のタイプを有する。海洋環境保護は生態文明と美しい中国の建設の重要な部分である。海洋環境法の改正は、海洋環境の保護と改善、人民の青い海と空、きれいな砂浜の享受、生態の安全と大衆の健康の保障、国家海洋権益の保護、海洋強国の建設、経済・社会の持続可能な発展の促進、人と自然の調和の取れた共生において重要な意味を持つ。
改正後の海洋環境保護法は、総則、海洋環境監督管理、海洋生態保護、陸源汚染物の汚染防止・改善、プロジェクト建設の汚染防止・改善、廃棄物処理の汚染防止・改善、船舶および関連作業活動の汚染防止・改善、法的責任、附則の計9章からなる。
同責任者は、改正後の海洋環境保護法は陸海の統一的計画、地域連動、海洋環境の汚染防止・改善の全面強化、海洋生態保護の健全化、海洋環境監督管理の強化を堅持し、海洋環境保護法の域外適用、多くの制度の革新と実務的で効果的な措置を推し進めると話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月5日