中国映画のヒットメーカー馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作『唐山大地震』、このほど第一陣のポスター3枚を発表した。
今回発表されたポスターのテーマは「23秒、32年」ということで、映画の中心となるストーリーや時間的な距離も現している。1976年あの大地震が発生した23秒の間に、一人の母親が家庭に32年も影響を及ぼし続ける一つの決定を下ろした。それは、地震でがれきの下に生き埋めになった双子の姉弟のうち、どちらか一方しか救出できないことだった。
製作配給会社である華誼兄弟社によると、今回発表されたポスターは地震後の瞬間をとらえ、女の子の顔には「生きていくことはただの始まりだ」というストーリを伝えている。
映画『唐山大地震』は今年7月より全国で上映される予定だ。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年5月29日