第68回ベネチア国際映画祭コンペ部門、中日の作品がそろってノミネート

japanese.china.org.cn  |  2011-08-12

第68回ベネチア国際映画祭コンペ部門、中日の作品がそろってノミネート。

タグ:イタリア,第68回ベネチア国際映画祭,金獅子賞

発信時間:2011-08-12 14:47:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

『桃姐(シンプル・ライフ)』のスチール写真

また、香港の許鞍華(アン・ホイ)監督の『桃姐(シンプル・ライフ)』は、劉徳華(アンディ・ラウ)と葉徳嫻(デニー・イップ)が主演で、家族愛を描いた温かなヒューマンドラマとなっている。アン・ホイ監督は「引退前にカンヌかベネチア映画祭にノミネートされたい、とずっと思ってきた。長年の夢がついにかなった。レッドカーペットはデニー先輩と手をつないで歩きたい。香港映画頑張れ!とエールを送りたい」とコメントを寄せた。

園子温監督の『ヒミズ』

一方、今回コンペ部門にノミネートされている日本映画は園子温監督の『ヒミズ』という作品。園監督は『冷たい熱帯魚』が昨年、斬新な作品を集めた同映画祭のオリゾンティ部門に出品されたばかりだが、3大映画祭のコンペ部門への出品は初めてだということだ。今回の出品作品『ヒミズ』は『行け!稲中卓球部』で知られる古谷実さんの漫画を映画化したもので、貸しボート小屋で生活する中学生・住田が、ある事件をきっかけに人生に絶望し、世間の悪者を探してさまよう姿を描くという人間の暗い部分を見せる作品に上がっている。日本での劇場公開は2012年春に予定されている。日本の奇才監督が放つ最新作、今年も国際映画祭をきっかけに話題を集めることは間違いない。

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