IPO、M&Aなんでもコイコイ!

タグ: 中国 外資利用 融資ルート 反独占審査

発信時間: 2010-04-19 10:56:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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衝撃的なニュースがでました!そうです、なにかといえば、こちらのチャイナネットさんのリンク先記事(http://japanese.china.org.cn/business/txt/2010-04/14/content_19816697.htm)から引用しますと「国務院、外資系企業の国内での株式公開を支持」というタイトルにありますように、ついにファイナンスのテクニックが外資系企業にとって中国内でも使えるようになってくるということですね。

---------(引用ここから)--------

外資利用方式の多様化を促進するため、外国資本による株式参加、買収合併などの方法による国内企業の改造、再編を奨励する。

外資系企業の融資ルートを広げ、金融機関の外資系企業への貸付面の支援を強化するため、条件に合致した外資系企業の国内における株式、企業債と中期手形の公開発行を支持する。国内で人民元建て債券を発行する国外主体の範囲を着実に拡大する。

『意見』ではまた、A株市場上場企業の国内外の戦略投資家を取り入れることを支持すると同時に、外資の国内における証券投資と企業の買収合併を規範化し、法律に基いて反独占審査を行い、外資による買収合併関連の安全審査制度の早期確立を図るとなっている。

---------(引用ここまで)--------

日本系の証券会社などでは、証券業への規制がありますから、日本国内で主体的に動くことは出来ませんが、たとえば、日本資本の企業などは中国市場での事業展開を目指して、中国内でM&AやIPO、社債起債を、、、というようなテクニックが使えるわけです!これはいままで、「世界のファクトリー(工場)」といわれた中国から「世界のマーケット(市場)」に転じたことをさらに後押しすることになりますね。いままでは、生産要素や商品・サービスが国際取引上にのっていましたが、資本については、中国は独立性があったわけです。しかし、今回の方針発表によって、資本も国際舞台にたったことになります。

いや、僕がどうして、ここまで興奮しているかというと、僕のかかわるいくつかの会社も(というか、僕自身が主導的に率先して社内に対してコンサルタントとして主張してきたわけですが)、中国での生産拠点化、市場展開だけでなく、資本調達も中国内でしたいということがあったわけです。そして、僕としても、こうした「流れ」が国務院主導でなされるだろうと予測していましたので、ちょうどそれが「的中」したような感じですから、エキサイティングしてしまうわけです!

資本的なつながりこそが、本当の意味での最終的な企業組織の融合になります。ですから、日本の企業、中国の投資家という「日中合作」は日本の企業、中国の企業という少数投資家同士のつながりよりも、はるかに社会全体としての文化融合という点において大きな意味をもちます。政治という感情が複雑に絡み合うマスの妥協点に目をむけると、この資本的な開放政策は、日中間の政治問題のソフトランディングも可能になってくる前兆となることができるでしょう。経済から政治問題の解決策へ流れて行きます。

あらゆる面で、僕は今回の発表に非常に嬉しくなりました。まだ、詳細な政策はつめられていませんが、次第にそうしたものがでてくれば、1年後には、(中国にとっての)外資系企業の中国内でのビジネスの「やり方」ががらっとかわってくるでしょうね。それは、外資系企業は諸リスクを避けるために輸出中心から次第に、現地生産、現地販売などをおこなうようになり、最終的に現地子会社などをつくるのがentry modesであったわけですが、そうではなく、最初から現地での直接金融を目指して、多少のリスクは引き受けても、Joint Venture、さらにはSole Ventureとして事業展開をすることが最適な戦略になったりするでしょう。わーー、たくさんのアイディアが僕の頭にうかんできてしまいました!!!ビジネス、戦略の議論はここではつきなくなりそうです!

経済政策に見えて、政治政策にも転じる可能性を大いに秘めた今回の国務院方針発表、素晴らしいです。

さて、これから、ますます、中国ビジネスは面白くなりますよ!まずは、僕が中国にガンガンと日本からのIPO案件を(すでに周到に準備して会った案件と新たな案件も)もってきます!!興味ある企業さんは、中川コージにお尋ねください!

(中川幸司 アジア経営戦略研究所上席コンサルティング研究員)

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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月19日

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