世界翻訳者代表大会は3年ごとに一回開催される。2008年8月、中国の上海市で第18回世界翻訳者代表大会が開催され、大会のメーンテーマは翻訳と多元文化で、これは世界の翻訳界が初めて中国とアジアで開催する盛会である。
主催者:
世界翻訳者連盟(International Federation of Translators、英文略称はFIT)は1953年に創立され、世界における権威のある翻訳者の連合組織であり、ユネスコのA級諮問の地位を享有している。
中国翻訳者協会(「中国訳協」と略称、もとは「中国翻訳関係者協会」と称された)は1982年に創立され、全国の翻訳の仕事と関係がある政府機関、企業・事業体、社会団体と個人によって自由意志でつくられた学術的、業界的な非営利組織であり、翻訳分野における唯一の全国的な社会団体である。会員は中国大陸部の30の省・直轄市・自治区に分布している団体会員、部門会員と個人会員からなる。傘下には社会科学、文学・芸術、科学技術、軍事科学、民族言語、対外事務、対外報道、翻訳理論と翻訳教育、翻訳サービスという9つの専門委員会が設置されている。主管部門は中国外国語出版発行事業局。
「チャイナネット」2008年7月18日