中日国交正常化三十五周年を記念するとともに、日本の人気タレント、アグネス・チャンさんの北京慈善公演の成功を祝う中日平和友好式典が31日、北京の中国人民対外友好協会で行われた。
式典には、アグネス・チャンさんを始め、中日友好協会の井頓泉副会長、許金平秘書長、関立トウ副秘書長、日中友好協会酒井誠常務理事、文化部文化市場開発センター孫勝軍副主任らが出席した。
井頓泉副会長は式典で「今年は中日国交正常化35周年という節目の年にあたり、しかもアグネス・チャンさんも日本でのデビュー35周年となる。アグネス・チャンさんは芸能活動以外にも、長年、慈善・交流事業に携わり、中日の文化交流に積極的な貢献をされた。中日友好は両国政府と市民による共同の努力によって、さらに発展しようとしている。我々は、これからも日本の友人と共に努力し、両国人民の友好を深めることを寄与していきたい」と語った。
また酒井誠常務理事は『今年は遣隋使派遣1400周年でもある。200年の間に日本は18度に渡って中国に遣唐使を派遣し、それによって今の日本文化の基礎ができた。中日両国は長い交流の歴史を踏まえて、環境問題や地域の安全問題などを共同して解決すべきだ』と述べた。
『peace for world 』を熱唱 | 小学生と一緒に鐘つき |
そしてアグネス・チャンさんは北京公演の関係者に感謝の意を表すとともに、『平和と題するコンサートで世界の平和、中日の友好を心から願っている。音楽で人々の心をつなげたい』と語り、平和を歌った曲『peace for world 』を披露した。
そのあとの式典では、中日の友好を願って、参加者が中国の小学生と一緒に平和を象徴する鐘を35回つき、平和の象徴であるハトを飛ばした。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年11月2日