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日本の観衆、北京五輪に感動
発信時間: 2008-09-01 | チャイナネット

 

中国で大人気の福原愛さん


富永氏は8月10日にわざわざ広島から北京にやって来て、現場で試合を何回か観戦した。「最も印象深かったのは、福原愛ちゃんがオーストラリアの中国系選手と対戦したとき。中国の観衆たちは一辺倒といってもよいやり方で『陶磁器のお人形さん』と言われている愛ちゃんを応援した。試合後、愛ちゃんが『北京は私のホームグラウンドだと感じている』と語ったのを耳にしたとき、気持ちを言葉で表現できないほど感動した」と富永氏は述べた。

北京五輪の開会式で、日中両国の国旗を手にして入場した日本代表団のメンバーたち


注意深い観衆はきっと覚えている、今回の五輪開会式では、日本代表団のメンバーたちが日中両国の国旗を手にして入場した。これは中国の観衆を感動させた。日本オリンピック委員会の竹田主席は「これは日本のスポーツ選手たちの自発的な行為で、彼らはそれによって日中関係が友好的であってほしいという願いを示したのだ」と明かした。

水泳競技の表彰式で、中国の観衆たちは金メダルに輝いた北島康介選手に熱い拍手を送った。8月10日夜、柔道男子66キロ級で一位となった内柴正人選手の表彰式の際、競技場全体の中国人観衆数千人は歓呼の声をあげて祝賀の意を表した。日本で発行部数最大といわれる『読売新聞』紙も中国の観衆たちの日本人選手たちに対する親しみと尊重の気持ちに敬意を表した。

「北京週報日本語版」より2008年9月1日

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