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新華社記者:日本で「集団行動力」を体験
発信時間: 2008-10-09 | チャイナネット

張華

日本で長期間仕事をしていると、一般の人たちが意識的に列をつくって順番に待つことや、厳格に約束の時間を守ることが印象深い。いずれも些細なことだが、日本社会の「集団行動力」を示しているのではないだろうか。

日本では、整然とした列をつくることはみんなが一致して認めたしきたりである。ある年、自動車で東京を出発し、地方へ取材に向かった時、折悪しく日本の「ゴールデンウィーク」で、東京から名古屋までの100キロ近くの高速道路に、長蛇の列の車がのろのろと動いていた。しかし、人々は根気よくちゃんと並んでおり、割り込んだり、道路の前に出ようとする人はいなかった。

日本人は約束の時間を厳守する。この間、新たな運転免許をもらうため、ルールに従い2時間の安全講座を受講した。講座の途中、10分間の休憩時間があったが、講座が再開する時、社会各界の人々が時間通りに教室に戻ってきた。そして、日本でツアーに参加する場合、出発時間や遊びの時間を決めれば、遅れることはほとんどない。

人々が一致して行動すると、「集団」の力を示していると思われる。今年5月、パナソニック株式会社が見学にきた中国人を歓迎した際、予定の時間になると、いくつかのオフィスビルから社員たちが静かにすばやく出てきて、すぐ歓迎の列に並んだ。これを見ると、ここは軍事化した管理学校ではないかという感じが思わず生じた。

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