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「国際化」が進む日本社会②国際結婚には十分な心の準備が必要
発信時間: 2008-11-12 | チャイナネット

「国際化」が進む日本社会①中日混血児が過去最高

記者は以前、中日国際結婚の家庭における両国の文化や言語の位置づけについて、サンプル調査と取材を行い、こうした家庭が持つ国際化の特徴を明らかにした。

(1)中日国際結婚の家庭は、子どもが完全に日本文化に埋没することを望んではいない。記者のサンプル調査では、87.5%の家庭が自分たちの子どもが中日両国の文化を受け継ぐことを望み、93%の家庭が子どもが現在中国語を学んでいる、または学びたいと思っていると回答した。

(2)子どもの誕生により、互いの文化への夫婦の理解は深まる。調査では、82.5%の家庭が、子どもの誕生後に、夫婦双方の互いの国への親近感が増したと回答した。

(3)「あなたは心理的に、わが子を何人とみていますか」との設問には、79%が「国際人」と回答した。このことから、子どもを「国際人」に育てることが、大多数の家庭に共通する目標であることがわかる。取材の過程で、中国語の学習に励む日本人配偶者が多くいることにも気がついた。

国際結婚したある中国人女性は「国際結婚では文化の違いに直面しなければならないため、孤独感も増します。十分な心の準備が必要です。孤独の中で愛情を育むすべを学び、相手の生活に適応し、融け込んでいくこと。人間的なコミュニケーションがうまくいき、感情の成就に達することができるなら、それはとても幸せな結婚でしょう」と述べた。

中国人と日本人を両親に持ち、心のこもった養育の下で、「小さな有名人」になった子どもも多い。有名な子役スター、原島大地くんは父親が日本人で、中国人の母親は改革開放後の芸能記者の先駆けだ。原島くんは3歳の時に、日本のオーディションで数千人の中から存在感を示し、日本最大の芸能事務所、オスカープロモーションと3年契約を結んだ。原島くんは中国映画「母親快楽」で「金馬影后」に輝いた李麗珍(ロレッタ・リー)と共演し、幅広い称賛に浴した。

上戸彩や米倉涼子などのスターを輩出した日本の「国民的美少女」コンテストが今年8月2日に行われ、中国人と日本人を両親に持つ17歳の林丹丹さんがグランプリに輝いた。林さんは母親が北京出身の中国人で、歴代最年長のグランプリ受賞者でもある。受賞後すぐに林さんは俳優に抜擢され、来年春のテレビ朝日の連続ドラマや東映の映画への出演が決まっている。

「人民網日本語版」2008年11月12日

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