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台湾ヒット映画『海角七号』の「媚日」に関する激論
発信時間: 2008-12-08 | チャイナネット

映画の中の普通の台湾人のユーモアや頑張りに感動する人は多いが、物語は60年前の7通のラブレターをめぐって展開しており、日本の要素が非難の的になった。

監督:観客は自分なりの価値観がある

王豊氏は台湾で最も貴重なものは中国文化の遺産で、「台湾意識」や「台湾精神」は、「台湾独立」ウィルスの変種に過ぎないと一貫して強調している。

これに対して「胡同台妹」は、「魏徳聖監督はこの映画を撮影した時とても貧しく、エキストラさえも十分に雇えず、最終的には不動産を抵当にしてお金を借り、やっと撮影を終えることができた。そんな中で政治的メタファーに気を配る余裕があっただろうか」と述べている。

魏監督は今月、シンガポールの『連合早報』の取材を受け、映画製作を考えた時に政治的な構想があったかどうか質問され、「これは観客たちの発想で、私は愉快な態度で応対します。映画を見た観衆たちは自分なりの感慨や共感があり、自分たちの物語を持っています。それはいいことで、観客たちが得た価値です」と語っている。

大陸部のネット利用者の大半は映画を支持

海峡両岸関係協会の陳雲林会長が代表団を率いて台湾を訪問した時、『海角七号』を観賞し、映画の中に出てきた台湾の少数民族が醸造したお酒の「マラサン」も味わった。

大陸部はすでに『海角七号』を導入し、全ての審査過程も1カ月以内に済ませた。専門家によると、陳雲林会長の訪問など両岸の一連の交流活動は、『海角七号』の審査通過に良好な雰囲気を創出したという。

『海角七号』がまもなく大陸部で上映されるが、大陸部の大部分のネット利用者はこの映画を支持している。「娯楽をいつも政治問題にする必要はない」「これは映画で過度に解釈する必要はない」など、こうした意見は映画を本質的な態度に戻させるかのようだ。

「チャイナネット」2008年12月8日

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