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来場者の期待に背かない上海万博の「日本館」 |
発信時間: 2008-12-24 | チャイナネット |
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関連ニュース: 日本館総合プロデューサー: 上海万博は新たな消費の潮流を生む 日本の著名な作家、経済評論家であり、今年73歳の堺屋太一さんは、「万博の専門家」でもある。通産省の官僚だった頃、1970年に開催された大阪万博の構成や企画に参加し、1992年のセビリア万博の日本館でも総合プロデューサーを務めた。今回の上海万博の招致活動の顧問として参加する堺屋さんは、日本館の総合プロデューサーだ。 ―「日本館」について。 日本館の完成予想図 1年にわたる調査と研究で、「日本館」に対する新しい考えは、新しいコンセプト、新しい技術、新しい美学だ。 まずは「再利用」。日本館は上海江南製船厰の古い工場に建てられるので、環境保護のコンセプトとも合っている。今までの万博は、その時代の技術や哲学を代表する物がたくさんあった。今回の「再利用」も、省エネを呼びかける今の時代を象徴している。 次は「空間」。入場口やテーマ展のエリア、主要な展示エリアにいたるまで、魅力に満ちた様々な大きさの空間を作り、観客にリズム感を体験してもらう。そして「変化」。日本館では3分ごとに変化が起こり、観客はこの変化にしたがって規律的に移動することができる。 「日本館」の中には、飲食店やショッピングエリアを作り、高級な日本レストラン、新しいタイプの日本庭園も設置して、訪れた人たちに快適な環境で日本料理を味わってもらいたい。ショッピングエリアでは、通信技術が高度に発展した社会で、人々がどのように交流するかという、新たな課題についての構想も具体的に表すことになっている。 上海万博の「日本館」は、日本の民間企業が出資する唯一のパビリオン。私たちは必ず日本企業をがっかりさせず、中国の来場者の期待にも背かない自信がある。 「チャイナネット」2008年12月24日 |
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