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日本のソフトパワーの向上⑤:特色ある文化輸出 |
発信時間: 2009-01-14 | チャイナネット |
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日本語専攻の外国人学生に何か要望はあるかと尋ねたら、彼らは恐らくアニメーションに登場する可愛い猫たちに、授業に来てほしいと答えるだろう。これらの猫とはハローキティとドラえもんのことだ。
ハローキティは2008年5月、中国・香港向けの観光親善大使に、ドラえもんは同年3月、アニメ文化大使に任命された。同年11月20日付けの米国週刊誌「タイム」は、ハローキティとドラえもんのこうした新たな役割から、日本の海外に対する影響力が、その流行文化と密接に関わっていることがわかると指摘している。 ハローキティは純粋な日本猫とはいえない。その名字は鈴木や佐藤ではなくホワイトで、両親の名はジョージとマリーだ。しかし、この猫のキャラクターは、日本の最も成功を収めた輸出製品となったほか、日本を海外にアピールする象徴的存在となった。 また、今年69歳になる麻生太郎首相は、日本の政治家には珍しく、「国際派」としての経歴を有する。米国スタンフォード大学と英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学し、シエラレオネとブラジルで家業の採掘事業に携わっていたことがある。 漫画おたくを自認する麻生首相は、「漫画外交」の推進を呼びかけている。この一環として、外務大臣在任中の2007年には、海外の優れた漫画家を表彰する「国際漫画賞」を創設した。
関連ニュース: 「チャイナネット」2009年1月14日 |
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