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日本のソフトパワーの向上④:日本語を広め影響力拡大 |
発信時間: 2009-01-13 | チャイナネット |
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北スマトラ大学で日本語を教えるアリマン・シャールさんは、同大学の日本語コースについて、「急速に拡大し、学生数は500人に達した。日本語専攻の学生は日本製の自動車、電子製品、アニメーションが好きですね」と話す。 外国人の日本語への関心は現在、「バブル経済」時代よりも、一層高まっている。日本政府が発表した統計によると、2006年の調査で、海外の日本語学習者数は約300万人に達し、1990年の3倍となった。
丸紅経済研究所の杉浦勉顧問はこうした状況について、「以前は、外国人が日本語を学ぶ主な動機は、就職のためであった」とした上で、「今では日本文化に興味を持って学んでいる」と指摘する。
こうした中、国際交流基金は毎年、50数カ国から外国人教師500名を日本に招き、無料の研修を実施。アリマン・シャールさんは、この研修に参加しているところだ。同基金は、2010年までに海外に日本語センターを100カ所設立する計画を明らかにしている。
日本は日本語の普及を通じて、他の国の人々の日本の事物に対する興味喚起し、国際的な影響力の拡大を図ろうとしている。『ソフトパワースーパーパワーズ』の編著者である渡辺靖慶応義塾大学教授によると、日本は自然な形で国際社会の一員として受け入れられているという。 「チャイナネット」2009年1月13日 |
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