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日系企業のトップに聞く いかにこの冬を乗り越えるか? |
発信時間: 2009-01-21 | チャイナネット |
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▽「両型社会」に注目
「日立展2008」のテーマ「エコ都市を創造、両型社会を建設」からも見て取れるように、日立は湖北省の武漢都市圏と湖南省の長株潭(長沙・株洲・湘潭)都市群における「全国資源節約型と環境友好型社会(両型社会)の総合改革モデル地域建設」を非常に重視している。
「中部躍進」戦略の実施に伴い、中国中部は先進国と東部沿海地域の産業移転を担う重要な区域となっている。資源や環境のプレッシャーがかかる中、工業化と都市化が伝統的な発展モデルから抜け出し、低投資・高産出・低消費・低排気で循環型の、持続可能な発展の道のりを歩み、中部を飛躍させる国家発展に向けた全体戦略は非常に重要になってくる。武漢都市圏と長株潭都市群は中国の重工業と製造業が集中する工業基地として、「両型社会」モデルの成功のカギを握っている。
日立は現在、省エネと環境保護産業の推進に全力投入している。長野氏の紹介によると、日立グループは長期計画「環境ビジョン2025」を策定し、2025年までに世界全体で日立製品を通じて1億トンのCO2排出量抑制を目指す。「この効果は毎年安徽省と同じ広さの森林を営造するのに相当する」。
日立(中国)有限公司は06年4月、グループ各社と連携し「中国省エネ・環境事業化推進プロジェクトチーム」を設置。実際にグループ内の9大事業の各分野と各社の資源を集結して、全力で省エネ・環境事業を推進している。07年から国家発展改革委員会と共催で3回にわたり「日立省エネ・環境保護技術交流会」を開催、一部のモデルプロジェクトを通じて、中国で省エネ・環境事業の結果を出している。 |
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