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中国人観光ビザの発給が緩和 日本旅行が多元化
発信時間: 2009-02-13 | チャイナネット

多くの旅行社が設けている日本ツアーはどれも主流ルートばかり。「北海道スキーの旅」「沖縄リゾートの旅」「九州温泉めぐり」などの変わったルートは、休暇期間などに限って打ち出されていた。日本観光のリピーターには個性的なルートを希望する人も多いが、政策の制限があるため、短い時間に主要スポットをめぐるスタイルが依然として主流だった。

▽今後は週末旅行も

上海の複数の旅行社によると、日本ツアーの開放以来、観光客数は毎年20%前後で増加してきた。若いホワイトカラーの中には個人旅行で日本に行ってみたいという人も多く、日本ツアーに参加したことのある人にはとりわけこのようなニーズが高かった。日本旅行そのものもリピーターを生みやすい市場だ。もっとも上海青年旅行社の周迎風氏によると、個人観光ビザで日本を旅行すれば、そのコストはツアーよりずっと高くなるはずだと語っている。

専門家によると、観光ビザ政策の緩和後、週末を利用した2泊3日のツアーなども多くなっていく見通しだ。温泉やディズニーランドなど特定の目的地への観光も人気になるとみられ、リピーターも大幅に増えると予想される。

▽日本ツアー開放の歩み(資料)

2000年 中国人の自費での日本観光旅行が開始

2005年 中国人の日本ツアーの全面的開放を日本が宣言。ツアーの規模は、ガイド1人を含む5人から40人とされた。そのため、ツアーの最低人数は4人となっていた。

2008年 日本がビザ発給の条件を緩和。ガイドが付き添っていれば、2、3人の個人旅行者もビザを取得できるようになった。

「人民網日本語版」2009年2月13日

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