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科学技術面での人材交流 日本が保守政策を反省 |
発信時間: 2009-06-12 | チャイナネット |
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日本では外国人留学生や外国人研究者の受け入れがともに低調だ。しかし今日のような国際化競争の時代にあって、多種多様な価値観と様々な経験を積んだ外国人研究者や留学生の受け入れは非常に重要となる。
日本人学生の海外留学も2000年に入って伸び悩んでいる。2005年には8万23人と、前の年より落ち込んだ。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が発表したデータによれば、中国は現在、海外に留学する学生が世界で最も多く、全世界の外国人留学生7人のうち1人は中国人学生だ。
米国で博士号を取得した学生は、日本人は年間約200人だが、韓国人やインド人はその5倍、中国人は15倍以上に達している。2005年で言うなら、米国で博士号を取得した学生は、中国が3448人、韓国が1170人、インドが1103人、台湾は442人で、日本はわずか221人だった。
白書は日本では現在「内向き志向」が鮮明と指摘し、こういった傾向は有害無益のものだとの考えを示している。日本は科学技術や研究者の交流面で積極的に海外に出たり、外国人研究者を受け入れたりしなければ、日増しに科学技術と人材交流の国際ネットワークから取り残されてしまうとの懸念を示す。 「人民網日本語版」2009年6月12日 |
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