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第15回 「木蘭詩篇」の主役于爽さんが語る日本公演
発信時間: 2010-01-02 | チャイナネット

「木蘭詩篇」に出演できたことは、自分にとって芸術面での造詣をさらに深める鍛錬の機会であり、「木蘭詩篇」の外国公演を実現させたのは祖国の経済実力の向上という時期にめぐり合えたからでもある。中国の国力の向上につれて、海外の公演で感じることも毎回違い、祖国の発展は海外公演の最も強い後押しでもある。私たちの公演はすでに国際水準に達していると多くの外国人が評価してくれているが、私はさらに深く掘り下げてスケールの大きな中国精神を説明できる作品が必要だと思う。さらに強い精神力と文化的実力があれば、オペラというお土産を持って、隣国を訪問し、隣国の人たちに見てもらうことが可能になるでしょう。世界のヒノキ舞台において、中国のオペラはまだ初期段階にあり、これからの幾世代の人たちの努力を必要とするものである、と于爽さんは考えている。

「木蘭詩篇」は海外で公演された最初の中国のオペラで、かつて2005年に国連成立60周年を記念するためにニューヨークのマンハッタンで公演され、またヨーロッパのウィーンでも公演したことがあり、いずれも大成功を収めた。05年当時の男女の主役はそれぞれ于爽さんと現在解放軍総政治部歌舞団の団長となった彭麗媛さんである。彭団長の芸術面での造詣と人格的魅力は仲間たちの間でもたいへん尊敬されており、彭団長と「木蘭詩篇」を共演することができたことは同僚たちにも非常にうらやましがられているが、于爽さんが肌で感じているのは、中国のオペラを世界に紹介するための彭団長のなみなみならぬ貢献である。「彭団長は私たちのために道を切り開いてくれた人で、私たちの模範である。中国のオペラ歌手として世界のヒノキ舞台で中国のオペラを公演し、中国の文化を紹介することは、私たちの夢と憧れであり、いくら辛苦をなめても大いにやりがいのあることである。これは私たちの責務でもある。この道に入った以上、この事業のために絶えず奮闘し続けなければならない」

「チャイナネット」2010年1月2日

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