日本の鳩山由紀夫首相は11日首相官邸で、日本を訪れている中日友好協会の名誉顧問をも務めている中日友好21世紀委員会の中国側首席委員・唐家セン氏と会談した。
鳩山首相は、「日中関係は良好な発展振りを見せている。両国は未来志向で共に努力し、日中戦略互恵関係をさらに推し進めていきたい」と述べ、「ハイレベルの往来や実務的な協力、青少年の交流を拡大して、日中友好を末永く受け継いでほしい」との期待を寄せた。
唐家セン氏は「いまの中日関係は得がたい発展のチャンスに恵まれている。双方は国際と地域の枠組みにおいて、変革や調整が起きていることに着眼し、互恵関係を推し進め、新たな発展を求めていくべきだ。そして、ハイレベルの往来を保ち、政治的相互信頼関係を強め、持続可能な発展を目指して、新たな協力のスポットを作り上げていく」と語った。また、「友好交流の伝統を十分に生かし、人的交流を促し、上海万博の開催をきっかけに国民交流の新たなブームを引き起こしていく。地域や国際事務の面での協力を強化し、グローバルな挑戦に共に対応し、両国ひいては世界の人々に福祉をもたらすよう共に努めていきたい」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年3月12日