東京経済大学が主催する「次の10年」を考えるシンポジウム「東アジア時代の日中経済」は12日に東京六本木アカデミーヒルズで開催された。
中国新華社環球雑誌社の協力を得て開催された同シンポジウムは、村上勝彦学校法人東京経済大学理事長の主催者挨拶をはじめ、日中両国の学者と専門家の報告が行われた。日本各界から250名が参加され、日中経済の将来に強い関心が示された。
今回のシンポジウムでは、セッション1「日中経済の現状と課題」とセッション2「東アジアを舞台に変貌する企業」に分けて、日中両国の学者と専門家による報告と討論が行われた。
セッション1では、東京経済大学教授、日本湖南人会副会長でもある周牧之博士の司会で、安斎隆セブン銀行代表取締役社長・元日本銀行理事と関志雄野村資本市場研究所シニアフェローがパネリストを務めた。北京から参加された胡俊凱中国新華社環球雑誌社総編集長がコメンテーターを務めた。
セッション2では、拓殖大学教授、日本華人教授会議事務局長でもある朱炎氏が司会で、清成忠男法政大学学事顧問・元法政大学総長、安藤晴彦電気通信大学特任教授・内閣府参事官がパネリストを務めた。劉迪杏林大学准教授がコメンテーターを務めた。
「チャイナネット」 2010年3月15日