中国鉄道部の何華武技師長は13日午後、第11期全国人民代表大会第3回会議プレスセンターで行われた記者会見の席で、「北京―天津、武漢―広州、鄭州―西安の三本の高速鉄道が竣工したことは、わが国の高速鉄道の技術が様々な面で国際の先進水準に達したことを示すものである」と述べた。
何華武技師長によると、高速鉄道の技術は日本、ドイツ、フランスから発展したものである。この三つの国では、日本の新幹線は軌道転換区間以外は無道床軌道で、フランスは有道床軌道、ドイツの新線部分は無道床軌道である。中国の上述の3つの線路はいずれも無道床軌道で、運営時速は350キロ。
また、日本の高速鉄道は在来線と並存できず、ドイツ、フランスの高速鉄道はその下に在来線をカバーしている。中国の場合は在来線を跨いで運営している。これは完璧な旅客輸送鉄道のネットワークを確保し、最高の効率を獲得するためである。要するに中国の技術は海外のもの、日本、ドイツ、フランスのものより複雑で、レベルも高い。
「チャイナネット」2010年3月13日