「消費者の日」特番 取り上げられるソニーなどのテレビの修理費用問題

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発信時間: 2010-03-16 13:56:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国際消費者権益日(消費者の日)だった15日、消費者の権益を守り、劣悪な品質の商品を摘発するという番組「315特番」が、中央テレビで放送され、ソニーの液晶テレビの問題も取り上げられた。

遼寧省の邵さんが1年ほど前に買ったソニーの液晶テレビが、昨年1月に映像が消え音声だけになった。ソニーは無料で液晶パネルを交換したが、10カ月後、また同じ問題が現れた。しかし今回は、ソニーが規定するパネルの保証期間である2年が過ぎていたため、前回のように無料にはならない。

ソニーのテレビ本部の従業員は、液晶ディスプレー画面はブラウン管と違ってパネルで、主要部品ではないため、無償修理期限が2年というのは消費者への最大の優遇だと話す。

ソニーの規定だと、邵さんは自費でパネルを交換するしかない。パネルは6850元、修理代は400元、出張修理代は50元。邵さんにとって、8000元で購入した液晶テレビに修理費を7000元も払わなくてはならないというのは全く納得できないことだ。

中央テレビ局の調査によると、サムソンは「テレビ全体の無償修理期間は1年、液晶パネルは2年」、シャープは「液晶パネルと信号処理ボードは2年、低雑音ダウンコンバータとIC回路は3年」、フィリップスは「テレビ全体が1年、液晶パネルは2年、主な部品は3年、パネルは主要部品ではない」としている。

テレビ全体の保証期間が1年、主な部品は3年というのは中国の規定を守っているが、価格が最も高い液晶パネルは主要部品からはずされている。

外国メーカとは違って、ハイアールや長虹などの国産メーカーのパネルの無償修理期間は3年だ。

 

「チャイナネット」 2010年3月16日

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