会見で頭を下げる岡田武史監督
南アフリカワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、PK戦で惜しくもパラグアイに破れ、ベスト8進出を果たせなかった日本代表が7月1日、帰国した。関西国際空港に到着した選手らは、駆けつけた多くのサポーターから熱烈な歓迎を受けた。しかし、疲れた表情の選手や監督らは、勝利の喜びを持ち帰ることができなかったことに心境は複雑だった。空港近くのホテルで開かれた記者会見で、岡田武史監督はベスト4入りできなかったことをサポーターに詫び、「予定より早く帰国したことについて悔しく思う。あと1試合戦わせてやりたかった」と述べた。その後、記者たちに向かって30秒間頭を下げた。