文・写真=単涛
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記念のプレゼントを交換する張崧主任と潘民生校長 |
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日本の歌「赤とんぼ」を歌う「金月亮」合唱団の子供たち |
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中国の歌「同一首歌」を歌う山手中華学校の小学生たち
7月12日、北京からやってきた39人の小学生が横浜山手中華学校に訪れた。今回来日した子供たちは、北京育新学校「金月亮」合唱団のメンバーであり、山手中華学校の小学六年生と互いに歌を披露しながら、さまざまな交流を行った。
最初は、はにかんでなかなか交流できなかった両校の子供たちは、互いに歌を披露した後は、「さっきの歌はすごかった、よく練習するの?」「北京の小学生は、どんなスポーツをやっているの?」と中国語でおしゃべりし、仲良くなった。山手中華学校の学生たちは、北京の新しい友達を自分の教室まで案内し、壁に飾っているキャンプや運動会の写真を見せながら楽しい思い出を分かち合った。
育新学校の張崧主任は「歌の交流を通じて、両国の子供たちの心に友好の種まきができれば」と語り、山手中華学校の潘民生校長は「日本で生まれた華僑子女にとって祖国の学生たちとの交流はとても有意義です。このようなすばらしい交流をこれからも続けていきたい」と話した。
合唱を夢中で見ている子供たち |
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楽しく交流する両校の子供たち |
横浜山手中華学校は、1898年に創立された横浜大同学校を前身とする100年余りの歴史をもつ学校である。第3世代、第4世代華僑と中国からの新移民の子女が生徒の中心となっている山手中華学校は、バイリンガル教育に力を入れ、華僑界だけでなく日本人にも人気が高い。
人民中国インターネット版 2010年7月14日