米海軍はアラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ港に潜水部隊を派遣し、ホルムズ海峡で爆発が発生した日本タンカーの損傷状況への調査に当たる。
UAE紙「THE National」の1日付報道によると、商船三井の大型石油タンカー「エム・スター」は20万バレルの原油を積み込んでいる。7月28日に日本へ航行中で爆発が発生した。その後、ブジャイラ港から13ノット離れていた海域に停泊していた。
米海軍第5艦隊のJohnEmeryFitch氏によると、タンカーの損傷状況を確認するため、潜水部隊が潜水作業を展開していた。
日本商船三井によると、乗組員31人。そのうち、インド人15人、フィリピン人16人、インド人乗組員1人が軽傷を負った。このタンカーは08年に建造され、排水量は16万トン、船籍はマーシャル諸島。
正常な航行中、乗組員は突然な爆発の声が聞こえ、不自然な光を目撃し、外側が凹み、窓ガラスが割れ、ドアが飛ばされた。原油流出は未発生だ。専門家によると、機雷に跳ねられると見られる。
ホルムズ海峡はペルシャ湾とオマーン湾の間に位置し、湾岸産油国の門戸として、戦略と海運における地位が顕著だ。
「新華ネット」より 2010年8月2日