8月15日は韓国の「光復節」(独立記念日)で、この日は1945年に日本による統治から解放されて65年になる。
韓国政府はこの「光復節「にあたり記念式典を行った。韓国のイ・ミョンバク(李明博)大統領は式典で、韓国と朝鮮の関係、韓国と日本の関係について重要な談話を発表した。
イ・ミョンバク大統領は韓国と朝鮮の関係について、平和共同体から経済共同体、そして民族共同体を実現するという三段階の南北統一案を打ち出し、「朝鮮半島の平和と統一を実現する最も重要な先決条件は、朝鮮が無条件ですべての核兵器と核開発計画を放棄することである」と強調した。
イ・ミョンバク大統領はまた、日本の菅直人首相が10日に、日本が韓国を植民地化していたことに関する謝罪談話を高く評価し、韓国との前向きな関係を発展させるため日本政府が具体策を講じるよう期待した。
この記念式典は朝鮮王朝の最も代表的な建築「光化門」(クヮンファムン)で行われたもので、韓国の有識者、市民と各国の韓国駐在使節ら4500人ほどが参加した。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年8月15日