朝鮮の「日本軍慰安婦と強制連行被害者問題対策委員会」は12日、平壌の人民文化宮で証言集会を開き、日本政府に歴史の清算と過去の犯罪行為への謝罪や賠償を求める公開書簡を発表した。
洪善玉委員長は「今年は日本の敗戦65周年であり、日本による『韓日併合条約』の『捏造』100周年でもある。日本が朝鮮に対して犯した犯罪行為は決して忘却されることはないし、寛恕を得ることもあり得ない。日本は直ちに誤った責任逃れと敵対政策を止め、自らの担うべき責任と義務を徹底的に履行しなければならない」と述べた。
かつて日本軍に労働者や慰安婦として強制連行された朝鮮人被害者や原爆被害者は証言集会で、日本が過去に犯した犯罪行為を自らの体験を基に告発し、謝罪と賠償を求めた。
「人民網日本語版」2010年8月13日