四川省機場集団有限公司と日本空港ビルデング株式会社は10日、空港の運営管理や事業開発、スタッフの相互派遣・育成などで双方が協力し、成都双流国際空港と東京羽田空港の直行便開通を目指していくことに合意、協力覚書に署名した。「成都日報」が伝えた。
覚書によると、両空港はスタッフを相互派遣し、学習・交流活動を行うほか、商業協力を通じて、双流空港第2ターミナルで日本のオリジナル商品を含む豊富なブランドの商品を販売していく。また、覚書の重要内容の一つは、両空港を結ぶ直行便の開通だ。
成都と羽田をつなぐ直行便は、成都市が中国西部のハブ空港となり、成都と世界の主要空港を結ぶフライトネットワークを構築するための重要な一歩となる。
現在、双流空港では成都-北京-成田、成都-大連-大阪、成都-上海-名古屋という、3つの日本行き経由便が就航している。成都-羽田直行便が就航すれば、第3地を経由する必要が無く、貴重な時間を大幅に節約できる。
「人民網日本語版」2010年8月13日