環日本海拠点都市市長会議、延吉市で開催

環日本海拠点都市市長会議、延吉市で開催。

タグ: 環日本海 東海 都市市長会議 延吉市

発信時間: 2010-08-29 13:43:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

会場内の風景

日本海を囲む都市の交流の場である第16回環日本海拠点都市市長会議が、27日に吉林省延吉市で開催された。日本の新潟市、鳥取市、韓国の東海市、ポハン市、ロシアのカザン市、中国の延吉市、琿春市など、4カ国から11都市の市長が会議に出席し、地域内の貿易、観光、運輸などの分野での協力強化について話し合った。

中国琿春市の姜虎権市長は、スピーチの中で、「現在、世界各国の経済は互いに依存しあっており、一つの国の力で経済危機を乗り越えることはできない。区域経済圏を基礎とした区域間の競争が、経済発展の主な形となっていく」と語り、協力の深化を呼びかけた。

日本鳥取市の竹内功市長は、「環日本海の各都市が地理的な近さを生かし、観光、経済使節団などの交流を深め、互いに補える関係にあることは、持続的な発展につながる」と挨拶し、今後のこの地域内の経済発展に大きな期待を示した。

会議の出席者は、文化、スポーツ、経済貿易の協力を繰り広げ、協力の形を豊かにすることや、環日本海拠点都市及び近隣の都市の市長が不定期に会合を行い、協力のメカニズムを向上させること、区域内の環境資源の開発や、査証発給条件の緩和により、市民の海外観光をスムーズにさせることなどで、意見の一致を見た。

延吉市の趙哲学市長が主催側を代表して挨拶

環日本海拠点都市市長会議は、1994年に発足し以来、区域内の各都市で開催され、すでに日本海を囲む各都市の意見疎通、協力促進の重要な場となっている。

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年8月29日

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