ロイター通信の東京支社は最近、日本では整形手術の代わりに美容鍼が人気を呼んでいると伝え、開催されたビューティー国際見本市では、美容鍼を試みようと訪れた美を愛する女性たちの長い行列ができた。鍼灸師の北川さんは、鍼灸は手術や治療の範疇には入らず、顔の皮ふの自己回復力を高めるため、今の自然美という流れにあっていると話す。
北川さんによると、彼女の顧客のほとんどは30代で、化粧品や整形手術の料金は高くて体にも悪いということもあり、美容鍼は徐々に人気を集めているという。それに美容鍼を受ける人たちは、人がもともと持っている力で美容効果を望むため、整形手術とは根本的に違い、失敗のリスクがないと考えている。
日本は世界第2の美容大国で、昨年1年間の美容関連産業の売上額は150億ドル(約1兆2600億円)だった。中国の鍼灸は1500年前に日本に伝わり、今では美容界の人気アイテムになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年9月13日