日本のトイレの呼び方あれこれ

日本のトイレの呼び方あれこれ。

タグ: 日本] トイレ 呼び方 あれこれ 東司 御手洗 

発信時間: 2010-10-08 14:56:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本語は語彙や表現に乏しい言語だ。形容詞が少なく、外来語が多い。外来語を使わなければ話ができないし、少ない形容詞ではさまざまな情感が表現できない。しかし一方で、あるものの呼称は非常に豊富である。

日本を旅行したことがある中国人だったら、日本の街角で公衆便所を見つけるのは困難であることを知っているだろう。この点においては中国の街角とはまったく違う。では、日本で突然用を足したくなったらどうすればいいのか? 普通だったら、駅や周辺のデパートに行けば解決する。近くの喫茶店やパチンコ屋でもいい。

「公衆便所」「化粧室」「洗面所」、さらには英語に由来する「W·C」や「トイレ」・・・・・・、日本のトイレの呼称はこれに止まらない。

日本ではトイレを「御手洗」とも呼ぶ。字面から推量するに、日本人は早くからトイレを単なる排泄の場とは見なしていなかったのだろう。「御手洗」はトイレの呼称であるだけでなく、姓でもある。前経団連会長の名前は「御手洗富士夫」。この姓とトイレにどのような関係があるのか、考証したことがある人はいないだろう。これと同じような呼称に「手洗屋」がある。日本人の衛生観念が中国人より高いことは、紛れもない事実である。

日本の寺院では「東司」と呼ばれる。「東司」という呼び方は古代漢語から来ており、古代漢語の口語の中で使われていたという。今でも、広東省の潮州や江西省の萍郷などの方言ではトイレを「東司」と言うそうだ。

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