中国の一部都市で16日、反日デモが起こった。外交部の馬朝旭報道官はこの件について、次のように述べた。
中日両国は互いにとって重要な隣国であり、敏感で複雑な問題もあるが、対話を通して適切に解決し、両国間の戦略的互恵関係を共同で守ることを私たちは主張している。一部の国民が、近ごろの日本側の誤った言行に対し憤りを表すことも理解できるが、法律に則って、理性的に愛国の情熱を表現すべきだと私たちは主張しており、非理性的で法律に反する行為には賛成できない。国民たちが愛国の情熱を仕事に対する熱意に転化し、改革・発展・安定といった大局を維持することを信じている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年10月17日