海外メディアが10月31日に伝えたところによると、ベトナムのグエン・タン・ズン首相と日本の菅直人首相はこの日に会談し、その後に発表された共同声明では、2基の原子力発電所プロジェクトを日本が受注することで合意したほか、双方がレアアース鉱山を共同開発することで合意したと明らかにした。
日本のある役人によると、日本はベトナム北部ライチャウ省のあるレアアース鉱床の採掘権を確保しており、双日や豊田通商はベトナムの会社とともに現地での事業化調査を行っているという。このプロジェクトは毎年3000トンのレアアースを生産できる見通しで、日本の年間需要の1割に相当する。
その他にも日本は先週、インドとの間でレアアースの共同研究実施を決め、再利用の協力促進でも一致している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月1日