外交部の定例会見で18日、洪磊報道官が国内外の記者の質問に答えた。
ーー日本の菅直人首相は、胡錦濤主席との面会で双方は中日関係を今年6月の首相就任時の水準まで回復させ、マイナスからゼロへ戻すことで合意したと述べた。これについてコメントは。今後中日両国はどの分野で一層の関係改善を図るのか。
中日両国が平和・友好・協力の道を歩むことは、両国および両国民の根本的利益に合致する正しい選択だ。双方は戦略的・長期的視点から、両国間の4つの政治文書の定める各原則を恪守し、中日関係発展の正しい方向をしっかりと把握し、中日戦略的互恵関係の健全で安定した軌道に沿った前向きな発展を促すべく努力すべきだ。
双方は共に努力し、民間交流、人と文化の交流を粘り強く続け、両国民の相互理解と友好感情を強化すべきだ。中日は互いに経済貿易協力の主要パートナーであり、引き続き互恵協力を深めるべきだ。両国は国際問題での対話・協調を強化し、アジアの振興に共に尽力し、グローバルな試練に共同で対処すべきだ。
「人民網日本語版」2010年11月19日