中国のEC業者が日本との提携強化に意欲的

中国のEC業者が日本との提携強化に意欲的。 アジア向けのEC事業者を支援する「E Commerce for Asia Alliance」(以下「ECAA」)の設立発表会が15日に東京で行われ、「ECAA」の設立に賛同した中国、日本、韓国、マレーシアの企業の代表が出席した…

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発信時間: 2010-12-17 13:41:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

アジア向けのEC事業者を支援する「E Commerce for Asia Alliance」(以下「ECAA」)の設立発表会が15日に東京で行われ、「ECAA」の設立に賛同した中国、日本、韓国、マレーシアの企業の代表が出席した。

SBIベリトランスの沖田貴史氏

発表会ではECAAの改編に関して、SBIベリトランスの代表取締役COOである沖田貴史氏が説明した。ECAAは昨年4月、ECインフラ提供企業などを中心とした16社が、中国をはじめとしたアジア向けEC事業を展開する企業の事業支援を目的に共同で設立したコンソーシアムで、今回の改編により名称を「E Commerce for Asia Alliance」から「E Commerce Asia Association」に変更。今後は日本だけでなくアジア全域のEC支援事業者やEC事業者、EC関連事業者を対象にした協会組織として、アジアのEC事業者同士が直接交流し、提携、アライアンスを推進できる場を提供し、アジア全体のECを活性化することを目的に活動を行う。

上海アイリサーチコンサルティングの楊偉慶社長

また上海アイリサーチコンサルティング有限公司の創業者で社長の楊偉慶氏は「中国では専門型サイトよりもモール型サイトが主流になっており、共同購入サイトが増えていることが大きな特徴だ。共同購入サイトは次の主役で、ECAAは中日両国の互いのニーズを共有する場になるだろう」と、今の中国のEC市場の特徴について語った。

また李寧、淘宝、瑞金麟をはじめとするEC業務のある中国企業もECAA賛同企業として今回の発表会に参加した。これらの企業の代表団は13日に日本に到着し、ネットプライスなどのEC企業を見学。ある企業の関係者は「日本のEC企業の物流は本当に発達している。中国はまだとても及ばない。日本の経験を参考にし今後は日本の企業と提携できればと思っている」と日本の企業との提携強化に意欲を示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年12月16日

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