新潟市立南中野山小学校の代表団一行が27日、広西チワン族自治区南寧市天桃実験学校を友好訪問した。随行した新潟市議会議員は、「新潟市民は中国の皆さんとの交流を強く望んでいる。市議会は、日本の民間団体が中国との交流をいっそう強化することを支持していく」と述べた。「中国新聞社」が報じた。
南中野山小学校は1992年に天桃実験学校と友好交流校提携を結んで以来、18年間にわたり交流を続けている。友好交流校提携を提案したのは、新潟市民の事業家・黒井哲司氏だった。
新潟市議会の橋田憲司議員は、「南中野山小学校と天桃実験学校との友好訪問が18年間途絶えることなく続いてきた背景には、日本の児童、保護者、学校、市議会各方面による大きな支持があった。多くの新潟市民は、民間レベルでの中国との交流活動が盛んになることを喜んでいる。我々市議会議員も、両国の民間団体による友好訪問・交流を今後も支持していきたい」と語った。
橋田議員はまた、市議会は日中民間団体の友好相互訪問を奨励することは、新潟出身の田中角栄元首相が推進した日中友好交流の理念を受け継ぎ、さらに進めていく意味もあると続けた。
天桃実験小学校の徐元生校長は、「子供は人類共通の希望であり、子供の成長を促すことは、双方の共通の願いでもある。18年に及ぶ両校の文化交流は、両国の子供たちの相互理解と友情の絆を深め、民間友好の土台固めにプラスの作用を果たしている」とコメントした。
「人民網日本語版」2010年12月28日