ロシア軍が日本漁船に向かって銃撃したとの報道を受け、ロシアのサハリン国境警備管理局の担当者はこれを否定したとノーボスチ通信社が16日伝えた。
日本のメディアは15日、日本漁船が南千島群島付近でロシア国境警備隊から照明弾の発射を受けたと報道。ロシアの記者がサハリン国境警備管理局を取材したところ、「日本の漁船にいかなる銃撃も行っていない」と証言した。日本の共同通信社はロシアの国境警備隊が歯舞島沿岸で日本の漁船に向けて照明弾を発射したと伝えるとともに、日本の漁船がロシアの海域を航行していた可能性があると指摘。日本側はこの問題について確認を進めており、調査結果が出るまでコメントは控えるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月17日