日本社会の怪現象:餓死した「元資産家のお嬢様」

日本社会の怪現象:餓死した「元資産家のお嬢様」。 日本では夜の9時を過ぎれば、ほとんどのスーパーは閉店してしまう。閉店20分前、店内の客は急に増え始めた。売れ残ったパン、野菜、お刺身などはこの時間になると割引された値段で売られる。この値引き商品を求めて、わざわざ閉店間際を狙ってくる人も多い…

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発信時間: 2011-01-17 11:41:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(文=フリーライター・陳言)

日本では夜の9時を過ぎれば、ほとんどのスーパーは閉店してしまう。閉店20分前、店内の客は急に増え始めた。売れ残ったパン、野菜、お刺身などはこの時間になると割引された値段で売られる。この値引き商品を求めて、わざわざ閉店間際を狙ってくる人も多い。

それでも売れなかった食品は、大体黒いゴミ袋に入れられ、近くのごみ収集所に捨てられる。そこから、何日分かの食料を持っていくホームレスも多い。

日本は生活が豊かな国である。食べ物も豊富で、ホームレスでさえ肥満や高血圧になるという。彼らはバーから出たゴミの中のお酒をがぶがぶ飲み、賞味期限が過ぎた食べ物ばかり食べているからだ。そうやって考えると、「飢え」は日本には関係ない問題なのではないかと思う。

しかし、1月9日、大阪府豊中市の警察は、マンションの一室で60歳くらいの姉妹が死亡していることを発見した。司法解剖の結果、彼女たちの胃の中には食べ物が何も入っていなかった。63歳の姉は12月22日頃、心臓病で、61歳の妹は餓死したのではないかと見られている。身長147センチの姉の体重は37キロ、身長158センチの妹は30キロしかなかった。

姉妹二人は元資産家でお金持ちだった。2人の父親は銀行の重役も勤める地主だった。姉妹は「お嬢さま」と呼ばれ、ちやほやされていたのだろう。そして、20年前に父親が亡くなり、母親も後追うようにしてこの世を去った。姉妹は不動産の収入で比較的余裕のある生活を送っていた。

この20年間で日本経済は年々ひどくなり、姉妹は借金をしてマンション経営に乗り出すが、借り手はなかなか見つからなかった。2009年時には、姉の通帳にはまだ11万円貯金があったが、今年の6月には1円も残っていなかったという。2人が死体で発見されたときには、財布にはたったの90円しか入っていなかった。

彼女たちが住んでいた部屋は銀行に差し押さえられ、ドアには裁判所からの召喚状が張られており、法的手続きを行うよう記されていた。日付は去年の9月だったが、2人はまだこの部屋に住んでいた。7月には水道が止められ、9月には電気が止められていた。

元資産家の「お嬢様」たちの生活はこんなにも悲惨なものだったのか。近所の住民たちが思いもしなかったことだ。「1万円貸してくれる?」10月のある日、姉がついに周りに助けを求めた。たったの1万円だけで何をするのかと不思議に思い、たずねてみると、彼女は「食べ物を買う」と答えた。姉妹は2人とも、ぼろぼろの汚い服を着ていた。乱れた白髪は肩まで伸び、80歳近くの老人に見えたという。

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