2010年日本、主婦の「へそくり」18%減 3年ぶりに最低記録更新

2010年日本、主婦の「へそくり」18%減 3年ぶりに最低記録更新。

タグ: へそくり 主婦 日本経済

発信時間: 2011-01-23 11:20:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

経済専門紙「財政早報」によると、損保ジャパンDIY生命保険がサラリーマン世帯の主婦8300名を対象に行なった調査で、2010年の主婦の「へそくり」は前年同期比18%減の310万円で、2007年以降最低となった事が明らかになった。

日本では、夫はおとなしく給料を全て妻に預け、妻が家庭内の支出を管理する。収入の減少と食品や光熱費の値上がりで、主婦は自らの「へそくり」に手をつけなければならない状況に追い込まれた。調査を担当した損保ジャパンDIY生命保険の杉山主任は「主婦は家庭内の財政を担当するため、彼女たちの行動は日本経済の先行きを反映する」と述べた。

2010年、主婦の「へそくり」の主な使い道は、旅行や外食などの使いきり型の消費が多かった2009年と違い、家計の赤字補てんだった。10年あまりの不景気で、日本企業の利益や給料は圧迫され、消費の低下を招くこととなった。2010年11月の平均月収は0.2%減少した。

杉山氏は「国民の支出は既に減少しているが、収入の減少という重圧が圧し掛かり、家庭の消費は更に保守的になるだろう」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月23日

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