Facebook 不人気な理由は日本固有のネット文化?

Facebook 不人気な理由は日本固有のネット文化?。 公開されているデーターによると、2011年1月15日現在、フェイスブックの登録者は5億9600万人だ。うちアメリカの登録者が1億4700万人で、全ネットユーザーの約60%を占める。日本における登録者はたったの185万4800人で、ネットユーザーの2%にも満たない…

タグ: Facebook 不人気 日本 固有 ネット 文化

発信時間: 2011-01-28 13:36:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本のMMD研究所(モバイル・マーケット・データ研究所)が2130名のモバイルウェブ利用者を対象に行った調査によると、利用者の89%がネットで実名を公開することに抵抗があると答えている。また、84.9%の利用者はネットで会社名を公開したくないとの回答だった。

米マイクロソフト社が2010年、アジア11カ国、3000名のネットユーザーを対象に行った調査では、半分以上の日本人が、SNSで知り合った「知人」が現実の生活の友人になることはないと話している。

企業競争 市場は弱肉強食

フェイスブックが日本人に相手にされない理由は他にもある。フェイスブックが日本に来る前から、日本独自のSNSが既に市場を占領していた。それらのSNSはみな、日本の国民性を良く理解しており、実名で登録しなくても良いことになっている。プライバシーや個人情報の保護の面で日本人の要望に適しているのである。

2008年に日本に進出したフェイスブックの現在までの登録者数は200万人である。機能面で一番良く似ている日本産のSNS・Mixiは、2004年に設立され、現在の登録者数は2160万人にも上る。

他にもあとから出てきたGreeは、登録者数2250万人を突破し、Mixiを抜いて、日本最大のSNSとなっている。また、2170万人の登録者を抱えるモバゲータウンは大量の無料ゲームなどを提供することで人気を呼んでいる。

この3つの日本産SNSはこのところ、フェイスブックに習い、機能やデザインの更新を行っている。例えば、第3者がアプリケーションを追加できるなど、様々な試みがなされている。そうなれば、日本のネットユーザーはますます、フェイスブックには「心変わり」しなくなるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月28日

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。