菊田政務官と関欣さんらとの記念撮影。吉田光行撮影
「日本僑報」によると、1月28日午前、日本外務大臣政務官、衆議院議員の菊田真紀子氏が事務室にて、第六回中国人の日本語作文コンクール最優秀賞(日本大使賞)受賞者である西安交通大学日本語学科4年生の関欣さんを温かく迎えた。菊田真紀子氏は主催団体、入賞者と全ての参加者に向けてこれからも努力を続け、日中交流に対して更なる貢献ができるよう励ました。
菊田真紀子氏は主催団体である日本僑報社からコンクールの開催経過を聞き、コンクールが日中両国国民の相互理解に対して良い方向に作用すると高く評価し、中国から来た若い受賞者に対し温かい祝福の言葉をかけ、また関欣さんの日本語作文の内容がとてもすばらしく、読み終えた後に感動して涙が出たと述べた。また以前黒竜省大学へ留学した経験がある菊田政務官は流暢な中国語で関欣さんと対談し、この訪日の機会を十分に利用し、滞在中に体験したことを多くの中国の友達に伝えて欲しいと述べた。
関欣さんは引き続き日本語と日本文化を学び、中日交流の懸け橋として、中日両国の各世代の友好への貢献のために努力する、と述べた。
関欣さんが菊田政務官に『メイドインジャパンと中国人の生活』を贈呈。段躍中撮影
日本外務省日中経済室首席事務官井川原賢氏、日中交流研究所所長兼日本湖南人会会長段躍中氏、NPO法人日中交流支援機構事務局長岩楯嘉之氏、日中文化交流センター東京事務所所長恩田貴之氏らがこの会見に参加した。
日本僑報社日中交流研究所主催、在中国日本国大使館、人民日報社人民網、中日友好協会、社団法人日中協会など日中友好7団体、財団法人霞山会などの支援、日本財団と日中文化交流センターなど協賛の下、今回の日本語作文コンクールが行われ、中国全土24省市区の132学校・団体から2194作品の応募があり、応募数は過去最高となった。四度の審査を経て、西安交通大学日本語科4年生の関欣さんの作品が今回の最優秀賞に選ばれた。去年12月18日には在中国日本国大使丹羽宇一郎氏が関欣さんに“日本大使賞”を授与し、日本財団理事長の尾形武寿氏が記念品を贈呈した。(訳・福森亜希)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月30日