北京大学附属病院、上海緑季科貿有限公司、日本の高齢者福祉施設企業・株式会社リエイは3日午前、高齢者福祉施設の建設に関する合意文書に調印した。北京大学附属病院内に初の高齢者福祉マンションを建設し、リエイが株式の77%を保有する。
日本では近年高齢化が進み、すでに人口の20%以上を65歳以上の高齢者が占める。日本の高齢者福祉施設企業は整った施設と日本式の細やかなサービス意識で、世界的に高い評価を得ている。中国でも高齢者人口が急速に増加し、高齢者介護のニーズが高まっていることから、リエイは中国企業と提携し、日本で30年余りかけて蓄積した技術とノウハウを活用して、中国における高齢者福祉施設のモデルを築くことを決めた。
リエイの椛澤一社長は調印式で「中国企業との協力を通じて、安心できる、安全で、質の高い、日本式の心の通い合うサービスを中国の高齢者に届けたい」と述べた。
「人民網日本語版」2011年3月4日