日本の三菱重工業と伊藤忠商事は、マカオ特別行政区の軌道系交通システム一式を受注した。110両の車両、通信システム、自動改札機設備など、受注総額は480億元(約39億人民元)に上る。
全長20キロの路線は、マカオ北部と国際空港のある「タイパ島」を結ぶ。カジノ施設が林立する地域、交通量の多い市中心部を経由するため、マカオはこの路線が渋滞を緩和することを期待している。東京臨海新交通臨海線「ゆりかもめ」同様、交通システムは全自動無人運転方式を採用し、ゴム製のタイヤを使用して走行の騒音を軽減している。全線の完成は2015年2月の予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月8日