松本剛明氏
日本政府は2日間という早いスピードで新外相を任命した。9日に就任した松本剛明外相はすでにその効率的な働きぶりを存分に示している。松本新外相は1日のうちに内閣による任命、菅直人首相との会談、天皇による認証式、記者会見をこなした。中国新聞社が伝えた。
9日午後10時、精力的な様子で記者会見に臨んだ松本外相は「前原前外相の理念を継承し、引き続き日米同盟と経済外交を深めていく」と自らの外交理念を簡潔かつ力強く述べた。日米間で長年の懸案となっている米軍普天間基地移設問題については「沖縄県民に最大限の誠意を尽くし、理解を求めるという立場に変わりはない」と表明。中日関係については「中国との戦略的互恵関係を拡充していきたい。前原前外相もそういう方針だった。現在状況は次第に好転していると認識している。これを受け継いでいく」と述べた。
「人民網日本語版」2011年3月10日