募金活動終了後、一部参加者による記念写真。段躍中撮影
「日本僑報」によると、3月13日午後東京西池袋公園に集う第180回漢語角(中国語コーナー)参加者たちは、日本国東北地方太平洋沖地震の被災者に対する義援金の募金を開始した。
これは、在日中国人、中国からの留学生達が中国での四川省地震、青海省地震の時に受けた日本の友達からの恩に少しでも報いることができればと日本湖南人会、湖南省友の会、星期日漢語角に集う在日中国人、留学生の呼びかけによるもので、初日の13日は今週末1年間の留学を終えて帰国する日本湖南人会会員の熊帥凱さんの音頭で募金を呼びかけた。
今回の地震は地震大国といわれる日本においても初めて経験するマグニチュード9.0の大地震で、地震には耐えた建物もその後発生した大津波になすすべもなく破壊され多数の人的被害をこうむった。そのうえ、福島で活動中の原子力発電所が地震と津波の影響で多大な被害をこうむり危険な状態となったため、日本国は国を挙げて対策に努めている。
これらのニュースは直ぐに中国にも伝わり中国の友人からは多数の心配のメールが届いた。漢語角創始者で日本湖南人会会長の段躍中氏、NPO法人日中交流支援機構事務局長岩楯嘉之氏と漢語角幹事中村洋一氏は、中国人と漢語角仲間達の温かい支援に感謝し、一日でも早く復興のため共に頑張っていこうと話した。
当日の募金活動には、中国の同済大学で一年間留学したことのある京都龍谷大学学生の加川純司さんは、京都から参加し、中国媒体の大地震取材に通訳ボランティアとし頑張りたいとの決意を表明した。初参加の東京在住のプロ通訳翻訳者竹内京さんは、中国からの大地震取材記者に全力を尽くして協力したいと挨拶し、早速通訳ボランティアとして登録した。
漢語角では、これからも募金活動や通訳ボランティアなどの支援活動を続けていく。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月14日