ブランド品購入ランキングで中国が繰り上げて上位に
海外市場が不安定な状況にあるのに対して、中国のブランド品市場は勢いがさかんである。
昨年末、ゴールドマンサックスはアジア太平洋地区消費データ報告の中で、三年内に中国のブランド品消費は日本を追い越すと予測したが、現在の状況からみると三年はかからないだろう。
「今回の地震は必ず中国のブランド品市場規模が日本を追い越すのを早める」欧陽坤氏は、災難が及ぼす外的要因はあまり深く考えず、最近の中国発展ハイレベルシンポジウムで行なったブランド品の国内外の価格差を小さくする観点を、国内ブランド品企業の長期的利益確保のための良い要因となると考えている。
また欧陽坤氏は、速ければ半年で中国は世界第二のブランド品消費国になると予測している。
消費市場の勢いは必ずや資本市場に活力をもたらす。目下のところわが国国内には茅台白酒だけがブランド品と称されるが、ブランド品類の概念に入る企業は上場企業の中にも多く存在する。
アナリストは、日本の地震、そして中国国内のブランド品の国内外価格差軽減措置は、共に中国のブランド品概念株の上昇を推し進める事になるだろうと分析している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月31日