第1回中日公共外交研究賞受賞作品刊行 華人学者が受賞

第1回中日公共外交研究賞受賞作品刊行 華人学者が受賞。 日本僑報社が創設した「中日公共外交研究賞」は、第一回受賞作品を選出し、早稲田大学政治学博士趙新利氏の『中国の対日宣伝と国家イメージ―対外伝播から公共外交へ』が初めて受賞した…

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発信時間: 2011-04-08 13:21:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

『中国の対日宣伝と国家イメージ』表紙

日本僑報社が創設した「中日公共外交研究賞」は、第一回受賞作品を選出し、早稲田大学政治学博士趙新利氏の『中国の対日宣伝と国家イメージ―対外伝播から公共外交へ』が初めて受賞した。4月8日、本書は日本で発行された。日本の著名な学者である山本武利氏も本書を推薦する。

日本僑報社の紹介によると、公共外交に関する研究と実践活動は、近年ますます注目されてきた。日本僑報社も漢語角(中国語コーナー)と湖南会等の活動を通して、中日の公共外交を推進してきている。このたび、中日公共外交をさらに推進していくため、中日公共外交研究賞を設立し、第一回の受賞作品を刊行した。

『中国の対日宣伝と国家イメージ―対外伝播から公共外交へ』は、改革開放以後の中国における対日宣伝を中心に、その成果と問題点をまとめた。著者は『WEN JIABAO 投手 背番号 35』訳者として、温家宝氏の訪日における公共外交活動も分析し、中日両国の公共外交活動に関する展望も行った。

著者の趙新利博士は、次のように指摘している。現在、日中両国の経済、文化交流は年々拡大する一方、両国国民の相手国に対する理解はまだまだ不十分である。一度何か事が起こると、中国では「反日デモ」、日本では「反中デモ」が勃発してしまう。両国国民はメディアを通じて相手国を知ることになるが、メディアの報道内容は双方の国家の立場に左右される傾向がある。中国メディアの日本報道に偏りがあるのと同様に、日本メディアの報道にも偏向報道のそしりを免れないものがある。互いにより多くの情報を共有し、両国国民の交流を深め、相互理解を促進することが重要である。公共外交実践と研究は、これからの日中関係における重要な内容になると考える。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月8日

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