空港から東京にある自宅までの高速道路を通ると、街灯はほとんど灯っておらず、まるで田舎に来たようだった。賑やかだった東京ディズニーランドも真っ暗で、「ゴーストタウン」という言葉が頭に浮かんだ。電気がないとこんなに怖くなるとは思わなかった。
家に着くと、荷物を下ろしてすぐに水を買いに行ったが、スーパーの大きめのペットボトルが置かれる棚は空っぽ、小さめのはわずかに残っているだけだった。会計時に「一人3本しか買えない」と言われ、自分が買いだめしているかのように見られ、きまりが悪かった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月12日