日本語で語り合う江涛さんと酒井法子さん

　日本の有名女優・酒井法子さんが4日、4日間に及ぶ中国「陽光の旅」の最終訪問地・北京市南苑社会福祉センターを訪れ、入居している老人達を見舞った。酒井さんは現在、公益活動に専念しており、芸能界に復帰する予定はないという。 北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

　酒井さんは9日午前、北京市南苑社会福祉センターに到着、そこで生活する老人達を見舞った。入居者の代表は、日本からはるばる訪れた客人を歓迎し、太極剣や歌曲などを披露、その場は和やかな雰囲気で一杯になった。江涛さん（92歳女性）が流暢な日本語で酒井さんに挨拶した。17歳の時日本に留学したことがある江さんの挨拶に、酒井さんはことのほか喜び、「日本も高齢化が進んでいる。ここ数日の中国滞在中に学んだことを日本で活かしたい」と話した。酒井さんは、現在は公益活動やボランティア活動を中心に行っており、芸能界への復帰は考えていないという。

「人民網日本語版」2011年4月12日